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小6の頃の思い出話です。
僕の住む地域は過疎化が進んでいるような田舎でした。学校は1校しかなく、同じ学年の生徒は15人しかいませんでした。なので6年間クラス替えはなく、ずっと同じメンバーで過ごしました。
クラスメイトは皆仲が良く、グループや派閥のようなものもありませんでした。男女関係なく一緒に遊んだりしていました。そんな中でも、高学年にもなると思春期も入り混じった複雑な性への関心が出てくるもので、異性の身体に興味が湧いてくるお年頃になりました。僕も例外ではなく、女子の胸の膨らみや太腿にドキドキするようになりました。オナニーを覚えたのもこの頃だと思います。
そんな風に思春期を迎える中、ある日学校で体育の授業がありました。クラス全員でドッジボールをすると言う内容でした。僕は女子の体操着姿が気になって仕方ありませんでした。特に僕の目を惹いたのはAちゃんという当時特に仲の良かった女の子です。小柄で可愛らしい子でしたが、発育がよく胸のふくらみが目立っていました。彼女が激しく動く度に揺れる様を目で追ってしまいました。もう5年以上ほぼ毎日顔を合わせていたのに、彼女のことを意識し始めた瞬間だったように思います。
(かわいいなぁ……おっぱい大きいなあ)
そうやって彼女に見惚れているうちに時間は過ぎてゆき、授業が終わり休み時間に入りました。
すると彼女はこちらの方へ駆け寄って来ました。
「ねえ、さっき私のことずっと見てなかった?」
少しからかった口調でそう言われてしまいました。彼女は僕の視線がどこに向いていたかもわかっていたようです。その証拠に彼女も自分の胸に手を置いています。
僕はギクッとして「えっ」と動揺の声を上げました。まさかバレてしまうとは思ってもいなかったのです。
「え?何で見てたのぉー」
彼女はあたふたする僕を面白そうに見つめながら問い詰めてきました。僕はどう答えていいか解らずに口籠っていると「男子ってエロだよねー」と言い残して笑いながら去って行きました。恥ずかしさと罪悪感が入り混じった感情に襲われ、心臓が激しく脈を打っていました。
Aちゃんに嫌われてしまったかもしれない……そう思うだけで涙が出そうなくらい辛い気持ちになりました。しかし、彼女は次の日以降も仲良くしてくれました。むしろ、以前より積極的になった気がします。今までよりも距離が縮まったような感じさえしました。おそらくですが、僕がAちゃんに好意を寄せていた事があの凝視でバレてしまっていたのだと思います。そしてそれはAちゃんにとって不快ではなかったのかも知れません。
それからというもの、僕は彼女をより意識するようになりました。
そしてある日、僕は意を決して告白しました。もうこの気持ちを抑え込む事が出来なくなっていたからです。
「バレてるかもしれないけど、好きだよ。付き合ってください」
緊張しながら伝えると、彼女は笑顔で受け入れてくれました。
「え、ほんと?嬉しい!」
こうして僕らは恋人同士になれたのでした。恋人とは言っても子供らしい交際でした。
放課後一緒に帰ったり、誰も見ていないところで手を繋いだりする程度でした。
けれどそれが楽しかったし、幸せを感じられたのを覚えています。
しかしある日、彼女の方から「キスしよう」と持ちかけてきました。
放課後の帰り道、僕たちは人目のつかない林道に移動してから唇を重ね合いました。
柔らかい感触に包まれて頭の中が真っ白になる感覚に陥りました。まるで夢の中にいるみたいにふわふわとした気分でした。
その日以来、僕たちは毎日のように帰り道でこっそりキスをするようになりました。
はじめは唇を触れ合わせるだけの軽いものでしたが、回数を重ねる毎にエスカレートしていき舌を入れ合うようになりました。
誰に教わったわけでもないのにディープなキスを覚え、互いの唾液を交換しあう濃厚なベロチューに夢中になっていたんです。
身体を密着させて抱き合ったまま何度も角度を変えて貪るようにお互いの口を吸い続けました。次第に息苦しくなってもやめることが出来ませんでした。
頭がクラクラしてきてもやめませんでした。もっと彼女と繋がりたい。とにかく必死で求め合っていた記憶があります。
僕の手は彼女の服の上から胸に触れていました。そこは柔らかく膨らんでいて、弾力のある感触を伝えてくるのでした。
初めて触れる女の子の胸の感触に興奮が高まり、股間は痛いほど勃起してしまいました。
彼女の胸は手のひらからはみ出してしまう程のボリュームがあり、僕はとても感動していました。
ブラジャーの布地を通しても体温や柔らかさが伝わってくるようで、僕はキスをしながらずっと撫でたり揉んだりしてしまいました。
「おっぱい触るの楽しいの?」
彼女は困ったような、でも優しい表情を浮かべていました。
僕が頷くと、「じゃあ好きなだけ触っていいよ」と言ってくれました。
この日以来、帰り道の触れ合いに服の上からおっぱいを揉む事も追加されました。
それから、僕たちが初めてのセックスを経験するのはすぐの事だったように思います。
「私の家くる?今日は誰もいないんだけど……」
ある日の帰り道、突然の彼女からの誘いでした。
僕の期待は最高潮に達していました。
彼女の家に二人きり。これはもうそういうことだと思いました。
キスとおっぱいの先にあるものをついに知ることが出来る、そう思うだけで僕はドキドキしていました。
でも一方で、僕の理性は「この歳でセックスは早いから、大人になるまで我慢しよう」と訴えかけていました。
結論から言うと、この日、僕とAちゃんは初体験をしました。
Aちゃんの部屋で二人きりになった僕たちは、キスから始まってそのままお互いの体を弄りあいました。
彼女の胸を直接見たくてシャツを脱がし、ブラジャーも外させてもらいました。
想像していたよりもずっと大きくて綺麗な胸でした。黒ずみのない乳首はぷっくりとして乳輪はちょっと大き目。
僕は夢中でそれにしゃぶりつき、彼女はくすぐったそうに笑いました。
「硬くなってるね」
そう言っておっぱいを吸われながら僕の下半身をズボン越しに擦ってくる彼女に、僕はますます気持ちが昂ぶってしまいました。
僕は我慢できずズボンとパンツを下ろしてギンギンになったチンコを握りしめました。
このときの僕は彼女に扱いて抜いてもらおうとしていました。しかし彼女は、最初から覚悟を決めていたようです。
「ねぇ、コンドームつけて」
言っている意味が一瞬わかりませんでした。
彼女は勉強机の引き出しから、コンドームの箱を取り出しました。
「これつけて、最後までしようよ」
そこからは本能のままに事が進みました。
彼女はゴムを僕のチンコに被せてから、スカートとパンツを脱ぎ、ベッドの上に寝そべって脚を開きました。
初めて見た女性の股は薄っすらと生えた陰毛に飾られていて、ぴったりと閉じた縦筋から太腿にかけてのラインがとても色っぽかったです。
僕は言われるままに、彼女に覆いかぶさって挿入しました。
初めはどこに入れるのか解らず、膣口を探すように腰を動かしていたのですが、やがて指で探っていた穴を見つけ出すことが出来ました。
チンコが彼女の膣内に入った瞬間、あまりの締め付けのキツさに「うっ」っと声が出てしまいました。
彼女は僕以上に苦しそうに、顔をしかめて耐えていました。
「痛い?大丈夫?」
心配になって尋ねると、彼女は微笑んで首を横に振ります。
しかし彼女の顔は引きつり、額には脂汗が滲んでいるのでした。
僕は彼女の中に入れたまま、しばらくじっとしていました。
やがて彼女の顔が少し穏やかになっていくのを見て、少しずつ腰を前後させるようになりました。
結合部を見てみると、彼女の股間から血が流れ出ているのが見えました。
腰を数回前後させたところで、僕のチンコは暴発しました。
初めてのセックスはこんな感じでぎこちないものだったように思います。気持ちよさを感じるよりも、色んな不安が頭の中で渦巻いていたので集中できませんでした。
しかし、恋人とやっと一つになれたと言う喜びもありました。
お互い裸のまま抱き合い、キスをしたり手を絡ませて余韻に浸っているうちに徐々に幸せが込み上げてきたのを覚えています。
この日以来、両親の留守を狙って度々お互いの家でセックスをするようになりました。
回数を積み重ねていくうちにだんだんと慣れていき、前戯もしっかりするようになったと思います。試行錯誤を繰り返し次第に要領を掴み、お互い気持ちよくなれるようになりました。
体位はいつも正常位で、キスをしながら果てるのが好きでした。
腰を打ち付けるたびに可愛らしく喘ぐ彼女を見ると、幸せな気分になりました。
「気持ちいよぉ。大好きぃ」
愛の言葉を囁き合いながら、僕は彼女の中で精液をビュービューと吐き出しました。
本当に幸せなセックスだったと記憶しています。
・・・ちなみに僕たちの交際は現在進行形であり、もう結婚を前提にお付き合いしています。
今でも当時の青い感情がふと蘇ってきて、興奮とともに不思議な切なさを覚える事があります。
この度は、そんな感情を文章に起こしてまとめてみたくなり、筆を取らせていただいた次第です。
拙い文章ですみません。今度は中学時代の思い出も投稿したいと思っています。
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