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中学一年生の頃、クラス内でカップルが乱立する時期がありました。
一組の陽キャカップル成立を皮切りに、次々とクラスの男女でカップルが誕生していきます。もともと気恥ずかしくてコソコソと付き合っていた子はたくさんいたのでしょう。しかし、その流れに乗って、皆が皆、堂々と恋人宣言を始めたのです。
私もそんな浮ついた空気に飲まれてか、自然の流れのように彼氏ができてしまいました。相手は同じクラスでサッカー部所属の男子です。
そんな彼と私はお付き合いをすることになり、私たちは放課後になると毎日一緒に帰っていました。
そしてある日のこと……、いつも通り二人で下校している途中、彼は言いました。
「あのさ、俺……もっと色んな事したいんだけど」
唐突に放たれた言葉の意味がよく分からず、私は首を傾げます。
すると彼は急に顔を真っ赤にして俯きながらこう続けました。
「だから……キスとかしてみたいんだけど」
どうやら彼は相当勇気を出してこのセリフを口にしてくれたようでした。
「うん……。いいよ……」
そう言って私たちは電柱の影で初めての口付けを交わしました。お互いぎこちないキスでしたが、それでも幸せを感じられました。
それからは何度もキスをして、私たちの仲はさらに深まっていきました。
そしてある日のこと、彼がクラスメイトのA君の家に一緒に遊びに行こうと言い出しました。
A君は別のクラスの男子で彼の友達ですが、特に話したことも無いし、接点もありませんでした。
なんで私も?と聞くと「彼女のBさんも来るらしいよ。Wデートって感じ? 楽しそうじゃん」と言われ、あまり深く考えずに承諾しました。
Bさんも違うクラスなので面識はあまりありませんでしたが、小さくて可愛い子だなという印象はありました。
当日、私と彼はA君の家へ集合。先に着いていたBさんと合流しました。
A君は「ようこそ」と迎え入れてくれて、そのまま四人でゲームをしたりお菓子を食べたりして過ごしました。
A君とBさんは本当にラブラブといった様子で、お互いの身体に触ったりイチャイチャしていてちょっと羨ましかったですね。
私と彼はまだそこまで進展していないからです。きっとこの二人は大人の階段はもう登っているんだろうなぁと思いました。
そんなABの様子を見ていた彼はおどけた口調で「お前らどこまで進んでるの?」と聞きました。そんなストレートに聞いちゃう!?と思ったけど、二人とも隠さずに答えました。
「もうぜんぶヤッてるよー。そっちは?」
「俺らはまだ……キスまではしたけど……ね?」
と言って私の方をチラリと見てきました。私は恥ずかしくて何も言えません。
そこからは私を置いて3人がエッチな話をし始めました。私はひたすら黙っていましたが、心の中ではずっと興味津々でした。
三人の話を聞いているうちに段々とムズムズしてくる自分がいました。
変な気持ちになったのは私だけじゃなかったみたいで、A君が突然、Bさんの胸を揉みだし、ディープキスをし始めたんです。
Bさんもまんざらでもない表情で受け入れていて、なんだか見てるだけでドキドキしてしまいました。
「ねー、やめてぇ。二人が見てるんだよ?」
Bさんはそう言いながらも本気で嫌がってはいないようでした。
A君は今度はBさんのスカートの中に手を入れてショーツを下ろして指を入れます。
「あっ……ダメだってば!」
なんて言いながら抵抗する素振りを見せるものの、Bさんの顔には笑みが見え隠れします。
A君はそのまま彼女を押し倒してズボンを下ろして自分のアソコを出しコンドームをつけました。
私と彼氏はその様子をじっと見ているしかできませんでした。
そしてA君のモノがBさんの股間に当てられてゆっくりと挿入されていきます。
私はというと、初めて見る男女の行為に興味津々でした。
そしてついにA君の腰の動きが激しくなっていきます。
「あぁ……やばい……出そう……!」
そう言うとA君はゴム越しに射精しました。そして二人はしばらく抱き合ってキスを繰り返します。
私はその光景を見て興奮していました。
そしてふと横を見ると彼と目が合いました。私は顔が熱くなるのを感じました。私は彼に聞いてみたくなりました。
「ねぇ……私たちも……いつか……」すると彼は顔を真っ赤にして俯きます。
「俺たちが見てる前でおっ始めるなんて、お前ら変態かよw」
彼は動揺を隠すように茶化すような言葉を二人に投げました。Bさんは精液の溜まったコンドームを外しながら私たちを見て言います。
「二人もシてく?」
私はドキッとして、思わず彼を見つめてしまいました。すると彼は照れくさそうに頭を掻きました。
「いや……俺らはいいよ」
この日断ったものの、翌日にはまたA君の家に遊びに行き、結局二人の見ている前で初エッチをしてしまったのはまた別のお話です。
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